1989年から七夕ミーティングと称して、毎年7月第一土曜日に全国から集まり、
キャンプしながら野外宴会をするライダー仲間たちがいる。
今年で22回目。
家族も出来て車で参加のメンバーもいるが、僕の基本はもちろんバイクで皆勤。
気になるのは梅雨のシーズンだけに天気だ。
今までの21回は、昼間大雨洪水警報が出るような雨が降っていても、夜の宴会
が始まるときはすべて雨が上がっていた。
しかし、今年は西からの雨雲が関東に向けて移動し、夜になっても止む気配なし。
墓参りや仮眠、冷えた体を温めるため温泉に入ったりで、到着がすっかり遅くなり
僕が着いた8時前にはすでに宴会は始まっていた。
雨は相変わらず降っているが、そんなものは全く関係ないかのように、雨よけの
タープやテントをはり、その下でご機嫌に盛り上がっている。
駐車場にあるバイクの台数も車をはるかに上回り、顔を見るなり
「あんたら、バカじゃねえの?こんな雨ン中で!」
と悪態をついたが、これが前原流の挨拶言葉だ。
みんなの反応は決まって自慢げな笑い顔。
雨だけでなく、雪も、寒さも暑さも車ではさほど問題にならないことも、バイクの
ときは心が揺れる。
しかし、何度もこういうことを体験すると、大騒ぎするようなことでもないとわかる。
これは僕も海外ロングツーリングで何度も経験している。
各々がテント張りはもちろん、料理や酒、調理器具、火起こしなどマニアックな
達人で、自分だけでも切り開ける力を持っているので、集まれば色々な段取り
が実に手際よくできるし、学ぶことも多い。
そっちの方に集中してしまうため、雨なんか気にならなくなるのかも知れない。
BMの野外宴会や活動でも、雨だから中止なんてことはまずないのは、こんな雨
だから楽しめる背景もあるからだ。
深夜まで話は尽きなかったが、2時半ごろテントも張らぬままタープの下でゴロン
と横になり、そのまま寝た。
最近はテントを張るのも邪魔くさくなり、このパターンが定着している。
4時半起床。
雨は上がっていて、朝日の差す中、BMでの日曜勤務に間に合わせるため、片道
350kmをアクセル全開で京都に向かった。