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緊急車輌??

2010年11月15日(月曜日)

11月3日(水・祝)、午後4時20分ごろ、僕は女房と長女を後部座席に乗せ、
家路を急いでいた。

その日の朝、東京から夜行バスで戻ってしばらくすると、和歌山の親戚のおじ
ちゃんが入院したと連絡。容態からどうも早めに見舞いに行ったほうがいいだ
ろうとなり、疲れて睡眠不足でもあったが家に居た3人で出かけた。
ときどき眠気は感じていたが、女房や娘の運転より僕の方が速いのでずっと
運転手役をし、その帰り道でのこと。

近畿道を北上し第2京阪道路に乗った。
この春3月に開通した大阪の門真から京都への近道ができる片側3車線の快適
高速道路だ。
反対側の車道を見ると覆面パトがスピード違反車を捕まえている。

「お~、捕まっとるわ」などと話しつつ、一番右の追越車線を順調に走っていた。
ふとルームミラーを見ると、赤色灯をともした緊急車両がハイビームのパッシング
をしている。
「おお、急いでるんやな!」と左の車線に寄って道を譲った。

・・・なのに、ちっとも追い抜いていかない。
何をしてるんや、とサイドミラーを見てみると何やらマイクで喋っている。
「少し前に行って左に寄せて止めてください」
「ん??俺かい?」

それではじめて自分がスピードをオーバーしていたことに気づく始末。

「この道の制限速度はご存知ですか?」
「80km/hでしょ?」
「そうです。これを見て下さい。112km出ていました。32kmオーバーですから、
 3点、25000円の反則金です」
「しもうた~」

まあ、こうなったらジタバタせんとこ。
このマイナスに執着するとホンマにマイナスになってしまう。
こだわる事と諦める事を間違ったらいかん。
下手なツッコミもせず取調べを終わり、ついでに運転も娘に代わってもらった。
反則金の納付書もいつまでも持っているのもイヤだ。
翌日朝イチで郵便局へ納めた。
この金はどこに使われるんやろう、などと考えるよりも、サッと切替え、自分の心
の口癖を再確認した。

「捕まえてくれたから、助かった。
 もしあのまま居眠りしとったら、今頃3人とも命がないかも知れん。
 そしたら息子と次女と愛犬こころとたくさんのメダカは途方に暮れたやろう。
 いや~、実によかった」
お礼を言ってもいいほどだ。
捕まえた警察官の名前も青切符に書いてあるし、初の試みとして礼状でも書くかな。

その後、講演の機会が4回あった。
もちろんネタに使わないワケがない。
マイナスのことは忘れるのではなく、自分流に都合のいい解釈をして、良い体験の
笑い話として使うのだ。

writer: admin category: ちょっといっぷく, 所長