癒しの豆知識

丑紅(うしべに)

2010年01月15日(金曜日)

お正月も終わり、暦はもっとも寒い時期である、小寒、大寒の季節です。
今年は小寒が1月5日、大寒が1月20日で、節分が2月3日です。
この小寒と大寒の時期の間が寒中。
ですから、この間に出すのが、寒中見舞いです。

さて、江戸時代、この寒中の間の土用の丑の日に口紅を買うという風習
がありました。
この口紅を「丑紅(うしべに)」といいます。
これは俳句でも、冬の季語になっています。

土用の丑の日というと、夏の土用で鰻を食べて、夏バテ防止などのイメー
ジが強いですが、土用とは季節の変わり目の期間のことなので、四季に
沿って1年に4回あります。

丑紅は、寒中の時期に作られた口紅で、口の中を清潔にしたり、口や唇
の荒れを防ぐものとして品質も良く、薬効もあるとされていました。
女性達はこの時に口紅を買い換えたり、普段つけない人も口紅をつけた
ようです。
また、この時の口紅には、牛の置物のおまけがついていたお店もあった
そうです。
昔から、売り出しの工夫はいろいろされていたんですね。

季節の変わり目は体調を崩しやすかったり、こころが落ち着かなかったり
するのでしょうか。
いろいろな風習があったようです。
乾燥した、冷たい風がぴゅーぴゅーと吹くこの季節、リップクリームを一塗り
して、男性も女性も、ぷるぷる柔らかい唇を保ちましょう!   (ハラシマ)